2016年1月27日水曜日

RGB色空間の色域の比較

物体色の色域が判ったので幾つかのRGB空間で物体色をどれだけカバーできているかを比較する

RGB色空間はどの色を3色選ぶかで色域が決まる。
ディスプレイで表示できる規格とそうでないものが在る。
sRGB、AdobeRGB、rec2020 等は物理的に表示が可能な色空間。
ProphotoRGB、ACES(ap0,ap1)、XYZ等は現実には存在しない架空の色を扱っているので主にデータを扱うためのもの。

色域比較

xyY座標とL*a*b*座標での比較。
色域の広さに関して見る場合はL*a*b*のほうが良い
物体色の限界は点線で表し、着色はrec.2020で統一した

sRGB vs rec.2020

ディスプレイの色空間で色域が狭いsRGBと広いrec.2020(UHDTVの規格)の比較。
左がxyY座標、右がL*a*b*座標

sRGBとrec2020では大きさの違いからも差が大きいことがわかるが、彩度の違いも見た目で分かる

他の色空間

クリックでgifアニメ

xyYL*a*b*
sRGB
adobeRGB
cieRGB
rec.2020
ACES ap1
ACES ap0
XYZ



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